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2025.12.10

2025年度-地中構造物カルートボックス実績

  • 照査件数:地中構造物設計解析、合計 37 断面

  • 対象施設例:

    • 立坑構造解析(2 断面

    • シールドトンネル換気気坑体構詳細設計(6 断面

    • ボックスカルート耐震解析(17 断面、応答変位法耐震解析)

    • トンネル箱型函渠(10 断面、常時、地震時 応答震度法耐震解析)

    • トンネル杭基礎設計(2 断面

    • ボックスカルート

    • 換気ダクト

    • 立坑構造解析:

  • 解析方法:常時:応力度照査、応答震度法により非線形解析

  • 照査内容:    地震時の応答解析、断面の照査(強度照査、耐力照査、隅角部の照査、ひび割れ・開口部の照査、    変位角の照査、破壊照査)、補強案の提案、杭基礎の計算

  • 使用ソフト:Engineer studio GALKINGS(富士通)、Excel・自社ツール(断面照査)

  • 主な参考資料:

    • 「道路トンネル耐震設計・同解説(H29 日本道路協会)」

    • 「開削トンネル構造計算指針(H20.10 一般社団法人 近畿建設協会)」

    • 「コンクリート標準示方書」

ボークスカルバート <解析例>

1. 常時荷重条件と地盤条件

以下に、常時荷重条件および地盤条件を図に示します。

常時荷重条件と地盤条件

image 28.png

図:常時荷重条件および代表的な地盤構成

2. Formatによる面内計算結果と配筋要領図

Formatソフトを使用し、面内方向の構造解析を行いました。その計算結果に基づき、以下のように配筋要領図を作成しています。

配筋要領図

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図1:曲げ照査に基づいた配筋要領図

配筋要領図

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図2:せん断照査に基づいた配筋要領図

3. 地震時の解析:GALKINGSによる応答震度法解析

地震時の検討においては、 GALKINGS を使用し、応答震度法 により解析を実施しました。 本解析では、地盤と構造物を一体でモデル化し、相互作用を考慮した構造解析を行っています。

また、地盤の地震応答特性を把握するため、1次元地盤解析を行い、その結果に基づいて入力地震動を設定しています。

GALKINGSによる応答震度法解析

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図:地震時の応答震度法解析(GALKINGS使用)

4. GALKINGS計算結果に基づく耐力照査と地震時配筋要領図

地震時における構造安全性の確認として、GALKINGSによる計算結果に基づき、部材の耐力照査を行う。 曲げ耐力およびせん断耐力の照査を実施し、配筋要領図作成。

その結果を反映し、地震時の配筋要領図を作成。必要に応じて部材断面の補強や鉄筋配置の最適化を行った。

地震時配筋要領図

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図:GALKINGSによる地震時耐力照査結果

図:地震時の配筋要領図